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本の紹介:「仕事に活かす<論理思考>」

仕事に活かす<論理思考>
  本田 有明
  ちくま新書 ¥700-

目次
CHP.1 <複眼思考>で見えてくるもの
CHP.2 <三点発想>で構造的理解を
CHP.3 <抜本塞源>という考え方
CHP.4 <自社革新>へのアプローチ
CHP.5 <顧客志向>を哲学に高める
CHP.6 <自己否定>の論理を内包する
 この本では、物事を考えるときは3つの要素で考える癖を付けること推奨している。なぜ3つの要素がいいかの説明には説得力がないが3は構造的で論理思考に適したものであそうです。
では、この本のポイントを3ついいます。 まず、第1に6つの章の打ち自分的には<三点発想>と<自社革新>が面白いと感じました。 第2に<自社革新>はこう導入してあります。業界の常識である「二八は売れない?」。そう言われているからという判断は、はいっていませんか?何故売れないを検討し、売れるためにはどうすればいいか考えていますか?その点を事例を挙げて説明してあります。 そして、第3に<三点発想>です。ここは大変興味があります。具体例としてこんな話が載っています。論点は2極化してどちらが正しいかの議論になります。最後には2極化した論点が正しいかどうかの議論をすることなく相手を論破するだけの議論になってしまいます。こんな風です。
 「業績不振なので社員は減らすべきだ」という意見に対してたいていは、「社員を減らせばますます業績は落ちる。社員は減らさないで業績の向上策を見出すべきだ」という議論です。答えはどちらの立場も正しくないと言うことです。論点がはずれています。業績不振で減らすべきなのは総人件費で人員の削減がすべてではないからです。
 かつてドイツの哲学者ヘーゲルが「弁証法」という考え方を提唱しました。物事は正(テーゼ)→反(アンチテーゼ)→合(ジンテーゼ)の流れでおこなえばより良い結論を得ることが出来る。具体的には
1.その意見は常に例外なく正しいか?
2.前提条件に曖昧な点はないか?
3.アンチテーゼはどのように表現できるか?
4.テーゼとアンチテーゼを統合するとどうなるか?
普通、問題が定義されると反射的にアンチテーゼがとなえるか、単純に賛成を唱えるかしていませんか?まず、問題が提起されたときは、問題を上記のように吟味し、アンチテーゼ、ジンテーゼと発展させられるようにトレーニングすることが大事です。  そのために、常に3点で物事を考えるようにする必要があります。

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